コスメコンサルタントMAMIです。
背中に赤くぼつぼつしたニキビが出来ていると、みっともないなぁと感じた経験ありませんか?
自分の背中を見つめる経験はあまりないかもしれませんが、結婚式やパーティー、水着の時など友人や知人の背中を見て「みっともないなぁ」と感じたことのある方は多いようです。
自分の背中がそういう対象にならないように気を付けたいですね。
肩甲骨までスッキリした背中美人が常日頃気を付けていることが5つあります。背中ニキビの予防策として意識するだけで背中の美しさが変わってきます。
背中ニキビ(マラセチア菌)は治りにくい
背中のニキビは薬を塗っても、清潔にしてもなかなか治らない!
それにはニキビの原因菌の違いがあります。
・顔ニキビはアクネ菌が原因で、肌にいる常在菌の一種
・背中ニキビは顔にできるニキビは「マラセチア菌」というカビの一種
マラセチア菌が原因の背中ニキビは顔用のニキビケアクリームは効果が薄く、治りにくいという特徴があります。さらに、マラセチア菌はカビの一種なのでどんどん広範囲に広がってしまうのです。
マラセチア菌とは?!
皮脂や湿気の多い場所を好む性質があるので、背中に皮脂が多く汗をかきやすい人は要注意です。ニキビの原因であるアクネ菌と同じく皮脂分解酵素のリパーゼを分泌します。
分泌されたリパーゼは皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸の酸化を引き起こします。脂肪酸が酸化すると毒性のある過酸化脂肪酸へ変化することによって、免疫機能が反応し炎症が発生します。
マラセチア菌の増殖を抑える方法
寝具や下着を清潔に保つ
先述した通り、湿気の多い場所を好むマラセチア菌は汗が沁み込んだ寝具は格好の寝場所。その寝具に背中を付けて寝ていると、寝ている間に繁殖しているということも起こりえます。
- 布団(布団カバー)
- シーツ
- 枕
- ランジェリー
- パジャマり
寝具も洗う習慣をつけて、マラセチア菌が増殖する環境を減らします。
乾燥による肌のターンオーバーの乱れを防ぐ
背中が乾燥することで、肌のターンオーバーの機能が乱れてしまうと、角質層が乱れ毛穴つまりの原因になります。
角質が詰まったり、乾燥が進むと、炎症が起こりやすくなってしまいます。
忘れがちな背中の保湿を心がけましょう。
合わない洗濯洗剤・柔軟剤を使わない
洗濯洗剤や柔軟剤は肌への刺激物だと考えてください。
刺激物が洗濯ものに残っていると、皮膚にずっと負担がかかってしまいます。繊維の中に残った成分が背中ニキビを誘発することもあります。
ちょっと刺激が強いかな?と感じた洗剤や柔軟剤は刺激の少ないものへ変えていきましょう。
背中ニキビを予防する5つの方法
出来た後にケアしても、治るまで時間がかかってしまうのがマラセチア菌が原因の背中ニキビです。出来る前に予防するのが鉄則です。
予防するためには5つの方法があります。
- シャンプー・リンス・柔軟剤・洗剤・石けんは刺激の少ないものを使う
- 背中を保湿する
- バランスのよい食事で肌の土台を整える。
- 寝具やランジェリーの清潔を保つ
- 汗をかいた起床後やスポーツ後にシャワーを浴びて清潔にする。
シャンプー・リンス・柔軟剤・洗剤・石けんは刺激の少ないものを使う
肌に直接触れる繊維類を選択したときに、洗剤や柔軟剤の洗い残しの無いようにして、肌に刺激を与えることを防ぎます。
また、シャンプーやリンス、石けんは低刺激なものを使いすすぎ残しの無いように心がけます。特に、身体を洗った後に頭を洗う習慣のある方は、リンスの界面活性剤が身体に付着して残ってしまうと背中ニキビを誘発する可能性が高いので、順序を入れ替えて頭を先に洗い終えるのが良いです。
柔軟剤を使わずに洗濯するとゴワゴワすると感じるのであれば、柔軟剤の代わりに、クエン酸を使いましょう。天然成分のクエン酸は酸性で、洗剤のアルカリ性を酸が中和してくれることで、繊維を硬くさせない性質があります。また、天然成分のクエン酸は肌に優しい成分です。
背中を保湿する
背中の保湿は手が届かないので忘れがちになります。
しかし、背中は身体の中でも汗の多い場所でもあり、布や椅子の背もたれなどで摩擦を受けている過酷な部位なのです。
お風呂上りなどに、顔を保湿するときに背中も保湿する癖をつけるようにしましょう。背中も肌のターンオーバーを維持することでマラセチア菌に負けない肌が作れます。
バランスのよい食事で肌の土台を整える。
食事で脂っぽいものを食べることが多い人は、皮脂も多く出ます。
皮脂はマラセチア菌の格好のエサになりますので、少ない方がいいのです。野菜中心で温かいものを食べるようにすることで皮脂と水分のバランスが整った肌になり、背中ニキビの予防につながります。
背中ニキビに良い食材としては
皮脂分泌を調整してくれるビタミンB2
ほうれん草、牛乳、にんじん、納豆、うなぎ、 など
肌の台車を促進してくれるビタミンB6
豚肉レバー、牛肉レバー、鶏肉レバー、サツマイモ、大豆 など
皮脂炎症を抑えるとビタミンC
レモン、ブロッコリー、ピーマン、カボチャ、レタス など
寝具やランジェリーの清潔を保つ
自分が着たもの(シャツ、ズボンなど)は洗う習慣がきちんとついている方も、寝具については忘れがちです。
枕カバーやベットカバーを洗っていますか?
大きなもので洗濯に手間がかかるので、毎日は難しいかもしれませんが、2,3日に1度は洗ってしみこんだ皮脂を洗い流しましょう。
どんなに背中を清潔にしたとしても、汚れてマラセチア菌が繁殖している寝具に寝れば背中ニキビを繰り返すことになります。
汗をかいた起床後やスポーツ後にシャワーを浴びて清潔にする。
汗はマラセチア菌が大好きな湿気を生みます。
汗と共に出てくる皮脂はマラセチア菌が大好きなエサです。結果として背中ニキビが出来てしまいなかなか治らずに辛い思いをすることになります。
自分が汗をかいた自覚があるときは、シャワーを浴びるようにしてください。
外出先などでシャワーを浴びることが出来ない場合は、ハンカチなどで汗をきれいに拭き取ることで背中ニキビの原因になるマラセチア菌を予防できます。
背中ニキビ予防の必須アイテム
背中ニキビには【パルクレール】
もう背中ニキビに悩まない!
大人の背中ニキビケアと美白まで一緒に実現するように考えられたニキビ専用コスメです。
日本製で日本人の肌に合わせてつくられたので、肌に優しく低刺激です。
背中ニキビのパルクレールを実際に使ってみたレビューはこちらです→
背中ニキビまとめ
背中ニキビが出来てしまったら、皮膚科へ行きマラセチア菌へ有効な薬を使って治療するのが先決です。背中ニキビが出来る前の予防は自分でも出来ますので、しっかりと予防して見返り美人を維持していきましょう。
跡が残りやすいのも背中ニキビですから、早めの治療で早く治しましょう。
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